ITパスポート試験 2009年秋期問題解説ページ 問001〜010

問001 デファクトスタンダード

  • デファクトスタンダードとは、標準化機関等(JISやISOなど)が定めた規格ではなく、市場における競争や広く採用された結果として事実上標準化した基準を指します。その逆の意味として、デジュリスタンダードがあります。
  1. TCP/IP・・・インターネットの通信規格
  2. イーサネット・・・LANの接続規格
  3. VHS・・・家庭ビデオ規格
  • デジュリスタンダードとは、標準化団体が決めた標準規格のことです。
  1. IS(International standard)・・・ISOが定める
  2. JIS
  • グローバルスタンダードとは、世界基準、つまり世界で共通する基準や規格、規則のことです。
    • 例として信号機の色は赤、黄、青の3色

ということで、正解はウになるのですが・・・

  • ア 工業製品に関して、日本工業規格として定めたもの。・・・JISについてですが、これはデジュリスタンダードのことです。
  • イ 工業や科学技術に関して、国際標準化機構が定めた規格。・・・ISOについてです。これもデジュリスタンダードのことです。
  • エ 特定の国や地域、企業などに限られた基準ではなく、世界中どこでも通用される規格。・・・これはグローバルスタンダードのことです。

問002 パレート図の使用方法

◆パレート図とは品質不良の原因や状況を示す項目(不良品数や損失金額など)を層別して値の大きい順に並べた棒グラフで表し、その累積百分率を折れ線グラフで示した図のこと。QC7つ道具の一つ。

◆品質不良の大部分はわずかな不良項目が占めていることを示すもので、問題解決・改善に当たってどの項目が重要かを判断する際に使われる。

◇QC(品質管理 Quality Contral)…顧客に提供する商品及びサービスの品質を向上するための、企業一連の活動体系。

◇QC7…ヒストグラム、パレート図、チェック・シート、管理図、特性要因図、グラフ、散布図を含む。

ということで、正解はウになります。

参考:IT情報マネジメント用語辞典、Wikipedia

問003 CSRに基づいた活動

  • CRSとは、(corporate social responsibility)企業の社会的責任のこと。企業は利益の追求だけでなく、環境保護・人権擁護・地域貢献など社会的責任を果たすべきであるとする経営理念。

  ⇒よって、正解はアの 原材料の資料量を減らすとともに、消費電力を少なくした製品を提供するです。(環境にやさしい活動であると言えます)

問004 データマイニングの応用分野

  • データマイニングとは、データベースに蓄積されている大量の生データに対し、統計やパターン認識などの手法を用いることによって、認識されていなかった規則性や関係性を導き出す技術。

問005 アライアンス

アライアンスとは企業同士の連携や協調行動を指します。企業同士がアライアンスで連携すると、各社が持つ資産を有効活用しながら事業を行うことができます。例えば、航空会社間のアラインスではコードシェア便などが行われます。この連携で、便数を増やすことなく定期運行路線を確保することができ、提供側の航空会社でも座席を複数の販売経路を使い効率的に埋めることができます。よって、アの事業投資リスクだと考えられます。

参考 : 日経 経済・ビジネス用語辞典

問006 ハウジングサービス

  • ハウジングサービスとは、顧客の通信機器や情報発信用のコンピュータ(サーバ)を自社の回線設備の整った施設に設置するサービスのことです。
  • ホスティングサービス(レンタルサーバ)とは、インターネットに情報を発信するコンピュータ(サーバ)の容量の一部を間貸しするサービスのことで、通信事業者やインターネットサービスプロバイダが自社設備を用いて提供している。
  • SaaS(サース)とは、ソフトウェアを提供者(プロバイダ)側のコンピュータで稼動させ、ユーザーはそのソフトウェア機能をインターネットなどのネットワーク経由でサービスとして使用し、サービス料を支払う形態のことである。
  • アウトソーシング(外部委託)とは、自社が業務上必要とするサービスを外部から調達すること。

答えはエになります。

  • ア サービス提供事業者が、インターネット経由で業務ソフトウェアを提供するサービス。・・・SaaSのことです。
  • イ サービス提供事業者が、ほかの企業情報システムに関する企画や開発、運用、管理、保守業務を行うサービス。・・・アウトソーシングのことです。
  • ウ サービス提供事業者が、利用者に自社の建物内に設置したサーバや通信機器を貸し出すサービス・・・ホスティングサービスのことです。

問007 定期発注方式を利用した計算問題

  • 定期発注方式…在庫管理の方式の一つで、発注間隔を固定し、需要の変動に応じてその都度発注量を変更する考え方である。

発注量は次の式で求めることができる。

発注量=在庫調整期間中の需要推定量−発注時の在庫量−発注時の受注残+安全在庫量

  • 在庫調整期間→発注間隔に調達期間を加えたもの
    • 調達期間(リードタイム)は発注してから納品されるまでの期間のこと
  • 発注時の受注残→以前に発注したが未納品の量(ただし今回の問題の場合は問われていない)

参考文献:『初級システムアドミニストレータ テキストシリーズ3 情報の分析と活用』 株式会社ウィネット

問008 ファブレスとは

  • ファブレスとは、製造は他社に任せ、開発に専念するため、自社では工場を持たず、生産を他社に依存するという、工場を持たない企業のこと。製造工場をfabrication plant と呼ぶのですが、それを持たないということで、ファブレスと呼びます。
    • 生産を社外に委託するため、設備や投資資金にとらわれず市場の変化に身軽に対応し、研究開発、技術開発、設計に専念でき、急成長も可能とされています。

 出展:日経ビジネスキーワード

問009 2人又はそれ以上の上司から指揮命令を受けるが、プロジェクトの目的別管理と職能部門の職能的責任との調和を図る組織構造はどれか。

◆マトリックス組織とは、職能別、事業別、製品別、顧客別、地域別、時間別、プロジェクト別、ビジネスプロセス別などの異なる組織構造をミックスし、指揮命令系統を多次元的にデザインした組織のこと。

◇マトリックス(matrix)の語は、一般には「数字の行列」のことで、「長方形かつ格子状に複数の数字を並べ、全体を括弧でくくったもの」をさします。

…正解はエになります。

参考:IT情報マネジメント用語辞典、ITパスポート試験 解説/ぱそこんる〜む的解き方

問010 キャッシュフローの増加要因について

  • キャッシュ・フローとはお金の流れを意味し、主に企業活動によって実際に得られた収入から外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。現金収支を原則として把握するため、将来的に入る予定の利益(売上債権)に関しては含まれない。
    • キャッシュ・フローが増加する原因は持っているお金が増えるということ

参考サイト:Wikipedia(キャッシュ・フロー)


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Last-modified: 2009-12-12 (土) 00:10:41 (3168d)